ウレタンバンパーの傷の誤魔化し方と車内脱臭について

ウレタンバンパーの傷の誤魔化し方と車内脱臭について

ウレタンバンパーの傷の誤魔化し方と車内脱臭についてお便りいただきましたのでご紹介します。

(東京都/タクシー運転手/G.Sさん)

私はタクシーのドライバーの仕事をしています。
 
タクシー会社では、大概の場合、事故などで車体を破損した時や、故障の時、その修理費の一部または全部を売り上げから差っ引かれる事になります。少なくとも私の会社では、10万円を上限にドライバーが負担しなければなりません。
 
また会社としては当然の事ですが、普段から事故防止について運転手に厳しく指導しているので、事故係からのお説教や事故報告書作成など事後処理も煩わしく、自損事故でのちょっとした傷だと会社に見つからない様になんとか自分で処理できないかを工夫しています。
 
そんな小さな傷の中で、ウレタンバンパーを傷つけた場合は自分でやれる簡単な修理方法があります。今の自動車ではほとんどのバンパーがウレタン製のボディ同色塗装なのでこの場合はこの方法では不可能ですが、安物の商用車の同色に塗装されていない灰色バンパーの時には有効です。ただしパテで埋めないといけない様な深い傷の場合にはやはり無理です。深さのない表面がザラついただけの傷や、傷の深さが極浅ければ大丈夫です。
 
用意するのは、よくカー用品店の修理剤コーナーで売られている耐水のサンドペーパーの細目と極細目が一つです。耐水ペーパーとは水を付けるとより研磨面が滑らかになるサンドペーパーです。
 
もう一つは練りワックス状の黒いタイヤワックスです。このタイヤワックスは液状やスプレー式では駄目です。缶入りの練り状ボディワックスと同じ様なタイプのものがあるので、それを用意します。これらは一度用意すれば何度も使えます。
 
まず、細目の耐水ペーパーを水を使わないで傷のできた面を研磨します。深さのある傷の場合は、傷が目立たなくなるまで擦ります。傷が目立たなくなったら、同じサンドペーパーを水に濡らしてから再び研磨します。すると荒れた面が幾分滑らかになります。
 
そうしたら極細のペーパーで同じ様に擦ります。面の粗さが周囲と同じ位になりますが、色や艶が周囲とは違っている筈です。この段階でそのぺーパーに水にを付けてまた研磨します。
 
色艶がさらに周囲と同程度になってきたら、最終的にタイヤワックスをその部分に塗り込みます。乾いた布で余分を拭き取ってまた塗るという作業を2~3度繰り返すと、きっとパッと見ではほとんど見分けがつかなくなるでしょう。
 
この方法で私は何度か事故の隠匿に成功し、面倒臭い事故報告書作成とうるさい事故係の叱責とショックな数千円の修理費負担を免れています。だからいつでも出動できる様に会社のロッカーに上記の用具を常備しています。
 
ただ、私が試したこの方法の有効性を確認しているのは、タクシー用のトヨタ・コンフォートのバンパーだけです。他のメーカーの他車種では実績はありませんので、その点は十分にご留意下さい。「誤魔化しがばれて会社から怒られた。どうしてくれる!」などという苦情は、私の関知するところではありませんので悪しからず。全て自己責任でお試し下さい。
 

タクシー車内の脱臭について

タクシー車内の脱臭について

タクシー車内の脱臭について


数年前に「ファブタク」なんてものがキャンペーンをやっていた黒歴史がありまして….
 
ご存知でしょうか、ファブタク。
 
ファブタクとは、

P&Gのエアケアブランド「ファブリーズ」の車専用消臭芳香剤「ファブリーズ クルマ イージークリップ」を日本交通ならびに「全国タクシー」アプリに参加しているタクシー1万3,500台に装着し、あらゆるニオイが持ち込まれるタクシー車内のニオイ対策を強化したタクシーです。
引用元:https://kyodonewsprwire.jp/release/201608293716

だそうです。
 
まぁ、もうその波は終わったようですが。ニーズがなかったのか別に何か問題があったのかはここでは内緒にしておきますね!
 
タクシーの車内の脱臭は基本「オゾン」で脱臭します。オゾン発生器とか脱臭機などとよばれるものです。
 
ちょうどこういうやつですね→「オゾンクラスター1400
 
芳香剤や消臭剤には実はいろいろと問題がありまして…
 
もちろん、その人工的に作り出した香り事態が嫌いというお客様もいらっしゃいますが、あれって、ずっと吸い続けたらどうなるかということについては誰も知らないし、言及されません。というか、言及しないほうがいいと思います…(怒られるから)
 
で、ですね、お客様はいいですよね、乗って目的地に到着したら降りるので。しかし、私たち運転手は当然ながら勤務中は基本ずっと運転席に座っているわけなんです。
 
もしかしたら長期的にあれを吸い続けたら健康被害(それが証明できないとしても)になる可能性も0ではありませんよね。だから、基本、タクシー運転手は消臭剤や芳香剤の類は嫌いだし不安に思っているんです。
 
そんな中、逆にお客様はそのメカニズムをよく知らないから「えっ、オゾン?なんか怖い」と思われるかもしれませんが、全然怖くなんかありません。そもそも乗車中にやる作業ではありませんし、作業後はオゾンは酸素に戻って完全無害化されます。だからとても安全です。少なくても消臭剤や芳香剤などより100倍効果があり、そして安全なのです。
 
中古車業界やカーメンテナンスショップ、カークリーニング業者などの間では以前から知られていることなんですが、一般の方はおそらくあまり知らないと思います。もう全国のタクシー会社は全社でオゾン脱臭を導入するべきだとすら思います。ただ、費用がちょっと高いから多くのタクシー会社では二の足を踏んでいました。
 
しかし、ここ数年で良質なオゾン発生器も安く購入できるようになり、自社でオゾン発生器を持つタクシー会社が急増しているようです。とてもいいことだと思います。タクシーに乗ってクサイと嫌な思いをするのはお客さん、そして実は乗務員も困っていたところでしたので。

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