「朝シャン」の盛衰

水・エネルギー消費量を押し上げた朝シャン
清潔ブームを象徴するのが「朝シャン」ブームでした。女子高生を中心に、毎朝出かける前に髪を洗う習慣が広まりました。

始まったのは85年ごろからで、「朝シャン」というネーミングを考えた資生堂が流行語大賞の表現賞を受賞したのが87年です。髪の毛の「清潔」が強調されて、少しでもにおったり、ベとつくことが嫌われ、若い女性ばかりでなく若い男性にも広がりました。

企業は競って朝シャン専用洗面台や吸水性を売り物にした朝シャンタオルなどの商品を発売しました。

87年の東京ガスの調査では、首都圏の女子高生に200人中187人が「毎日洗髪」し、そのうち33人は「一日2回」と回答しています。これは社会問題としても取り上げられました。総合エネルギー調査会エネルギー部会の中間報告「エネルギー利用効率化へ向けて」(90年6月)では、朝シャン流行が年間エネルギー消費量を73.5 万キロワット(原油換算)押し上げたとしています。

また90年1月の政府「冬季緊急省エネルギー対策」では、文部省を通じて朝シャンがエネルギー浪費につながることを小中学生に指導することが挙げられました。

大阪府水道部が91年に行った水使用調査では、「若年層の朝シャンを中心としたシャワー利用回数の増加」が大きな要因となり、給水量が急増しているとし、86年度と比べシャワー設置率が12.6ポイントあがり、シャワー付き洗面台が7.6パーセント普及し、「入浴以外のシャワー利用回数」が夏は平均週6回であると報告しています。

朝シャンは髪に悪い

こうした朝シャンは、果たして髪にいいのでしょうか。

一日2回も洗うのは明らかに洗いすぎです。回数だけでなく、一回につけるシャンプーの量が多すぎるということもあります。

朝の忙しい時間のため、すすぎが十分でなく、シャンプーが残ってしまうことによって髪にダメージを与えるということも指摘されました。

朝シャンに時間をとられて朝食を摂らないために栄養が不足するということも考えられます。朝シャンがピークを迎えた88〜89年当時の雑誌を見ると、朝シャンすると禿げるかどうかという「朝シャン=ハゲ論争」が誌面をにぎわせています。

そして、90年からは、「ダメージヘア」を取り上げた記事に移って行きます。結局、「朝シャン=ハゲ論争」は決着がつかなかったようですが、その後、朝シャンやら毎日髪を洗う習慣は着実に減り始めました。

朝シャンは減少したが

花王情報部の調査によると、女子高生で朝シャン派は88年が10.1パーセント、89年は14.1パーセントと上昇したものの、90年には13.5パーセント、91年には12.3パーセントと下降していきます。洗髪頻度も、「一日に1回以上髪を洗う」という人は88年が41パーセント、92年は56パーセントと減少しました。

シャンプーの出荷量も、通産省の生産動態統計によると、89年の約10万9000トンをピークにその後減っています。これは朝シャンしていた本人たちが、髪の毛のダメージを実感したためでしょう。

若い女性の関心は「ダメージヘア」「ヘアケア」へ移りました。化粧品メーカー「ドクターベルツ」が92年に行った調査では、「シャンプー回数は週4回」が49.2パーセントで、「毎日シャンプーすると髪が傷む、ぱさつく」というのが理由としてあげられました。

こうして朝シャンの過剰なブームは終息しました。しかし、いろいろな商品を次から次へと開発する企業にのせられて、髪の毛をいじくりまわすという状況に変わりはありません。

今では、さらさらヘアー、細くて軽い毛が理想とされ、日本女性本来の黒くてしっかりした髪は嫌われています。色も、金や茶のような明るい色に染めることが当たり前となりました。髪にとって受難の時代はまだまだ続きそうです。

自滅した朝シャン

朝シャンブームは一つの欠陥商品騒動も引き起こしました。

「朝シャンタオル」と銘打って発売された、極細の繊維を使った高吸水性のタオル(1500円から2500円程度)です。

小林製薬が88年に最初に発売し、大小さまざまなメーカーが参入し300億円市場にふくれあがりました。ところが、消費者から高吸水性に対する疑問の声があがりました。そこで通産省(現経済産業者)が90年5月から客観的な評価基準づくりを始め、91年2月25日に、吸水性の評価基準を定め、この基準をクリアする製品について「高吸水性タオル(洗髪用)」の統一表示を用いるよう業界を指導していくことを決めました。

吸水速度や吸水量から指数化し、指数値800以上を「高吸水性タオル」と呼ぶことにしたのです。そのときに市販の40銘柄の朝シャンタオルを試験したところ、11銘柄は基準をクリアしましたが、29銘柄は不合格でした。

通常の綿タオルでも指数は約570で、これを下回った銘柄も、17ありました。

新基準を受けて、業界団体の高吸水性繊維製品協議会(39社)は部内に審査委員会を設置、各メーカーが化学繊維検査協議会などで受ける検査結果をもとに、評価基準以上のものについて合格マークを交付していくことにしました。

しかし、朝シャンタオルは社会的信用を失い、朝シャンブームも去って、93年には売上高がピーク時の4割ぐらいにしぼんでしまいました。

ウレタンバンパーの傷の誤魔化し方と車内脱臭について

ウレタンバンパーの傷の誤魔化し方と車内脱臭についてお便りいただきましたのでご紹介します。

(東京都/タクシー運転手/G.Sさん)

私はタクシーのドライバーの仕事をしています。
 
タクシー会社では、大概の場合、事故などで車体を破損した時や、故障の時、その修理費の一部または全部を売り上げから差っ引かれる事になります。少なくとも私の会社では、10万円を上限にドライバーが負担しなければなりません。
 
また会社としては当然の事ですが、普段から事故防止について運転手に厳しく指導しているので、事故係からのお説教や事故報告書作成など事後処理も煩わしく、自損事故でのちょっとした傷だと会社に見つからない様になんとか自分で処理できないかを工夫しています。
 
そんな小さな傷の中で、ウレタンバンパーを傷つけた場合は自分でやれる簡単な修理方法があります。今の自動車ではほとんどのバンパーがウレタン製のボディ同色塗装なのでこの場合はこの方法では不可能ですが、安物の商用車の同色に塗装されていない灰色バンパーの時には有効です。ただしパテで埋めないといけない様な深い傷の場合にはやはり無理です。深さのない表面がザラついただけの傷や、傷の深さが極浅ければ大丈夫です。
 
用意するのは、よくカー用品店の修理剤コーナーで売られている耐水のサンドペーパーの細目と極細目が一つです。耐水ペーパーとは水を付けるとより研磨面が滑らかになるサンドペーパーです。
 
もう一つは練りワックス状の黒いタイヤワックスです。このタイヤワックスは液状やスプレー式では駄目です。缶入りの練り状ボディワックスと同じ様なタイプのものがあるので、それを用意します。これらは一度用意すれば何度も使えます。
 
まず、細目の耐水ペーパーを水を使わないで傷のできた面を研磨します。深さのある傷の場合は、傷が目立たなくなるまで擦ります。傷が目立たなくなったら、同じサンドペーパーを水に濡らしてから再び研磨します。すると荒れた面が幾分滑らかになります。
 
そうしたら極細のペーパーで同じ様に擦ります。面の粗さが周囲と同じ位になりますが、色や艶が周囲とは違っている筈です。この段階でそのぺーパーに水にを付けてまた研磨します。
 
色艶がさらに周囲と同程度になってきたら、最終的にタイヤワックスをその部分に塗り込みます。乾いた布で余分を拭き取ってまた塗るという作業を2~3度繰り返すと、きっとパッと見ではほとんど見分けがつかなくなるでしょう。
 
この方法で私は何度か事故の隠匿に成功し、面倒臭い事故報告書作成とうるさい事故係の叱責とショックな数千円の修理費負担を免れています。だからいつでも出動できる様に会社のロッカーに上記の用具を常備しています。
 
ただ、私が試したこの方法の有効性を確認しているのは、タクシー用のトヨタ・コンフォートのバンパーだけです。他のメーカーの他車種では実績はありませんので、その点は十分にご留意下さい。「誤魔化しがばれて会社から怒られた。どうしてくれる!」などという苦情は、私の関知するところではありませんので悪しからず。全て自己責任でお試し下さい。
 

タクシー車内の脱臭について

タクシー車内の脱臭について

タクシー車内の脱臭について


数年前に「ファブタク」なんてものがキャンペーンをやっていた黒歴史がありまして….
 
ご存知でしょうか、ファブタク。
 
ファブタクとは、

P&Gのエアケアブランド「ファブリーズ」の車専用消臭芳香剤「ファブリーズ クルマ イージークリップ」を日本交通ならびに「全国タクシー」アプリに参加しているタクシー1万3,500台に装着し、あらゆるニオイが持ち込まれるタクシー車内のニオイ対策を強化したタクシーです。
引用元:https://kyodonewsprwire.jp/release/201608293716

だそうです。
 
まぁ、もうその波は終わったようですが。ニーズがなかったのか別に何か問題があったのかはここでは内緒にしておきますね!
 
タクシーの車内の脱臭は基本「オゾン」で脱臭します。オゾン発生器とか脱臭機などとよばれるものです。
 
ちょうどこういうやつですね→「オゾンクラスター1400
 
芳香剤や消臭剤には実はいろいろと問題がありまして…
 
もちろん、その人工的に作り出した香り事態が嫌いというお客様もいらっしゃいますが、あれって、ずっと吸い続けたらどうなるかということについては誰も知らないし、言及されません。というか、言及しないほうがいいと思います…(怒られるから)
 
で、ですね、お客様はいいですよね、乗って目的地に到着したら降りるので。しかし、私たち運転手は当然ながら勤務中は基本ずっと運転席に座っているわけなんです。
 
もしかしたら長期的にあれを吸い続けたら健康被害(それが証明できないとしても)になる可能性も0ではありませんよね。だから、基本、タクシー運転手は消臭剤や芳香剤の類は嫌いだし不安に思っているんです。
 
そんな中、逆にお客様はそのメカニズムをよく知らないから「えっ、オゾン?なんか怖い」と思われるかもしれませんが、全然怖くなんかありません。そもそも乗車中にやる作業ではありませんし、作業後はオゾンは酸素に戻って完全無害化されます。だからとても安全です。少なくても消臭剤や芳香剤などより100倍効果があり、そして安全なのです。
 
中古車業界やカーメンテナンスショップ、カークリーニング業者などの間では以前から知られていることなんですが、一般の方はおそらくあまり知らないと思います。もう全国のタクシー会社は全社でオゾン脱臭を導入するべきだとすら思います。ただ、費用がちょっと高いから多くのタクシー会社では二の足を踏んでいました。
 
しかし、ここ数年で良質なオゾン発生器も安く購入できるようになり、自社でオゾン発生器を持つタクシー会社が急増しているようです。とてもいいことだと思います。タクシーに乗ってクサイと嫌な思いをするのはお客さん、そして実は乗務員も困っていたところでしたので。

中国で野菜を洗剤で洗っていること、日本での洗剤について

お隣の国、中国では野菜を洗剤で洗うことは当たり前のこととなっています。そのことについていろいろ調べてみましたのでここにまとめます。

中国では野菜は農薬まみれになっている

中国では日本と比べて明らかに農薬を多く使って野菜を育てているところがあります。ひどい場合には鳥が少し食べただけで、ひっくり返って痙攣するぐらいの農薬が付いている野菜もあります。

そのような野菜を食べる人たちはその農薬を除去するために、野菜を洗うことを目的とした洗剤を用いて農薬を落としています。私たちからすれば非常にえっと思う光景かもしれませんが、彼らからみれば普通のことです。輸出するものなどはこの農薬を多く使った野菜は輸出されることはありません。あってもほとんど途中で検疫などで引っ掛かるので、私たちの口に入ることは滅多にありません。非常に対岸の火事的な感じでみてしまうこの洗剤で野菜を洗うことは、実は私たちも経験してきた歴史があります。

日本で野菜を洗剤で洗うこと

現在の日本では主に科学的な農薬を使うことに抵抗がある消費者はかなりいます。もちろん農薬よりも値段が全てだという方もいるとは思います。しかし、過去をみていると中国のことを対岸の火事とはいえません。

事実戦後などは野菜に農薬を今の中国のように多く農薬を使ったり、衛生的に問題があったりしたため野菜を洗剤で洗っていました。ある意味日本の方が先にやっていたのかも知れません。そして、野菜を洗剤で洗うことは現在でもこの日本で行っても問題はありません。

もちろんお米を研ぐときに洗剤を入れて洗うという、料理ができない人が間違ってやることではありません。台所にちょっといって食器洗い洗剤の裏をみてください。商品にもよりますが、用途の欄に果物、野菜と書いてあるものがあります。つまり、食器洗い洗剤で洗うことができます。なお、ここで注意してほしいのはメーカーによって果物や野菜を洗う手順が違う場合があります。注意をしっかり読んで行う必要があります。戦後から現在までの流れとして食器洗い洗剤では野菜や果物を洗うことができるということです。

日本での野菜洗い洗剤

上では食器洗い洗剤で野菜や果物が洗えると書きましたが、今ホタテを原料とする野菜や果物を洗える洗剤があります。

実際日本では完全に農薬を使わない物しか食べないというのは、よほど注意していなければ難しいことです。自分で料理を作る人でも本当に生産者が無農薬であるかはわかりませんし、外食では店を信用するしかありません。

とにかく自分で農薬を野菜や果物から取り除きたい方のおすすめなのがホタテを原料とする野菜洗い洗剤です。原料がホタテの貝殻なので安心できる商品です。食器洗い洗剤のように科学的な成分を信用できない人もこれなら満足できるのではないでしょうか。ただし、オゾン水の方が数倍安全で確実性は高いです。

まとめ

中国や日本でも安全に野菜を食べたいために洗剤を使ったり、利用することができます。中国でのニュースをみて、対岸の火事であると思うのはやめましょう。

私たちにも同じようにしてきた歴史がありますし、農薬を全く使わない野菜しか食べることは難しいです。また、オゾン水だけではなく、紹介したホタテを使った野菜洗い洗剤を使うことでより農薬を取り除くことができます。今回を機会に考えてみてください。

調理器具の除菌や殺菌について考えるようになった

調理器具の除菌や殺菌についてお便りを頂戴しましたので、ご紹介します。

(大阪府/会社員/のらたんさん)

最近よく料理をするようになったのですが、それにともない考えるようになったのが使っている調理器具の除菌や殺菌についてです。中でもほぼ毎日使っているまな板は、どうやって除菌するのがベストなのか日々頭を悩ませています。
 
私は木ではなくプラスチックの100円ショップで買った安いまな板を使っているのですが、使った後にしっかり洗っても汚れはどうしても残ってしまいます。ましてや目で見えないミクロな汚れや菌はなおさらです。
 
1回や2回使ったぐらいではそれほど変わりませんが、何十回、何百回も使っているとどうしても汚れが目立ちます。スポンジに食器用洗剤をつけてゴシゴシと洗ってはいるのですが、それでも汚れが完全には落ちません。そして、汚れの残っている部分はしっかり除菌ができていないのではないかと思い、食材を包丁で切る時にちょっと躊躇してしまいます。
 
とはいえまだ全面的に汚くなっているわけではないまな板を買い替えるわけにもいかず、結局そのまま使っています。それで体調に何か影響があればダメですが、特にそういうこともないのでそのまま使い続けていました。おそらく少しぐらいの汚れだったら許容範囲で、完全には除菌されていないにしても体に害があるような影響はないのではないのかなぁと。
 
しかし、個人的に一番気になっていたまな板の除菌について、かなり良さそうな方法をインターネットで見つけました。それは、オゾン水でまな板を消毒するというものです。それからというもの、こんな方法があるなら、私も安いまな板ではなく、もう少し長く使えるしっかりしたまな板を買いたいなぁという考えにシフトしました。
 
ただ、オゾン水の機械はまだ購入していません。ですので、購入してそれが届くまでは、まな板を天日干しすることによって除菌や殺菌しています。天日干しをすれば、日光による除菌や殺菌効果が期待できます。日光の力はやはり強力で、濡れている食器やまな板があっという間に乾いていきます。そうして日光によって少し温まった食器やまな板はおそらくよく殺菌されているだろうと思わせてくれますので、使っていて気持ち良いことは間違いありません。それだけではなく本当はもう少しこだわって除菌や殺菌をしていったほうが良いのかもしれませんが、とりあえずオゾン水の機械が届くまでは日光の力を使った天日干しによって対策をしていきたいです。
 
よくよく考えてみたら、まな板以外にも、包丁、おろし器、タッパーなど、調理器具の中でしっかり除菌や殺菌をしておかなければいけないのではないかと心配になるものはいくつかあります。あまり無頓着なのは無論良くないですし、それらの調理器具に関しても天日干しをするなどして除菌や殺菌を心がけるようにしたいです。それを長く怠ってしまうとさすがに衛生的によくないことは目に見えていますので、これからはただ料理を作るのにだけ集中するのではなく、除菌や殺菌のことにも配慮していきたいです。

旅行先で気になる旅館のお手洗いの清掃!

旅先で気になるトイレの清掃についてお便りを頂戴しましたので、ご紹介します。

(千葉県/主婦/Bookranranさん)

以前、トイレをきれいにしておくことは良いことだとどこかで聞いたことがあります。それを聞いてからは、毎日の掃除でもトイレを一番きれいに保つように心掛けるようになりました。
 
ですが、そのおかげで公衆トイレや外出先のトイレの状態がとても気になるようになりました。汚れていたりすると、「清掃員人いないのかな?」と思ってしまったり、「清掃全然ダメじゃん!」と思ってしまいます。
 
公衆トイレや外出先のトイレが気になる以上に、旅行などに行くと旅館のお手洗いの清掃が非常に気になってしまいます。旅行に行き、旅館に泊まる際にはすぐにお部屋のお手洗いを利用することが多くあります。その時にお手洗いが気持ち良く使用できると、「清掃が行き届いていて気持ち良く泊まれそう!」とその旅館に決めてよかったなと心から思うことができます。
 
その逆で、旅館のお手洗いが清掃が行き届いていない場合、「もしかしたらお風呂場とかも汚いのかな?」と旅行で楽しみにしていた温泉も期待できなくなってしまいます。インターネットや旅館のホームページでも、清掃の状況やどの程度清掃が行き届いているのか確認することができないため、実際に行って期待ハズレだととてもがっかりします。せっかくの旅行が台無しになっては嫌なので、クレームを言って旅館の方と険悪なムードになることも避けたいです。かといって、せっかく旅行に来たのに清掃道具をわざわざ購入して、当てつけのようにして清掃するものどうかと思いますし…。
 
自分も毎日掃除を行っていて思うことなのですが、掃除は一度行ったらあれもこれもときりがありません。

「ここも汚れている!あっ!ここもだ!」といって、次々やらなければいけないことが出てきてしまいます。

自分の家だけでもこのような感じなので、旅館などの大きい場所になると尚のことどこまで清掃を行ったらいいのかというような感じで、つきることがないと思います。どこまでやったら「清掃完了!」なのかという問題も出てくるのではないでしょうか。
 
また、人によって気持ちの良い清掃と思う度合が違うと思います。
例えば、旅館のお手洗いを初めて使う場合、水滴がひとつでも落ちていたら気持ち悪いと思う人もいるでしょうし、水滴がまったく気にならないといった方もいると思います。ですので、100人居たら100人を満足させる清掃は難しいと思いますが、旅館で使用するお手洗いは公衆トイレで「ゲっ!このトイレ何?!」と思うような状態ではない限り、清潔感を感じられるようなお手洗いだと泊っていて心地よいなと思ってしまいます。
 
お手洗いは旅館に泊っていて必ず使用するものなので、どうしても汚れてしまいます。汚れてしまうからこそ、清掃をきちんと行うことで気持ち良く旅館に泊まることができます。「たかがお手洗い!」と思う方もいるかもしれませんが、汚いお手洗いで不快な旅行になるよりも、きれいなお手洗いの旅館の方が旅行もきっと楽しい思い出になると思います。

アルコール除菌をやめ、微生物由来の有用菌スプレーに変えました

微生物由来の有用菌スプレーについてお便りを頂戴しましたので、ご紹介します。
 
(東京都/主婦/けいちゃんママさん)

私はもともとはそんなに潔癖性ではなかったのですが、やはり子どもが生まれてからは神経質になりました。
 
子どもをミルクで育てていたため哺乳瓶の消毒は当然にしなくてはいけなく、家の中に除菌グッズが一気に増えていきました。CMでも除菌!抗菌!とうたわれているし、特に赤ちゃんには「菌は汚くて悪い」というイメージがどんどん植えつけられていきました。
 
手は洗うだけではなく、アルコールで除菌をする、テーブルもただ拭くだけではなく最後は除菌スプレーをする、除菌ウエットティッシュは必ず携帯する…など出来ることはいろいろしてきました。
 
しかし、子どもはいくら注意した生活をしていても風邪を引きます。ノロウイルスによる胃腸風邪もやり、家族全員に移り大変なことにもなったこともあります。
 
その時はもちろんノロウイルスを除菌するという次亜塩素酸ナトリウムのスプレーを家中に撒いたりしていましたが、その努力も虚しいものになりました。子どもが3歳になり、幼稚園に通うようになると集団生活で様々なウイルス、菌を持ち込むようで、さらに病原菌との戦いになりました。親子は密接な関わりをしているのでもちろん親もうつり、ちょうどその時下の子どもも生まれたばかりだったので赤ちゃんにも移り、家の中で常に誰かしらは病気という無限のループに嵌りました。
 
そしてその時期がきっかけで、「もう除菌!抗菌!と気にしてても意味がない」と割り切ることにりました。うがいや手洗いはするけれど、もう除菌グッズなるものは一切買うのをやめました。しかしそう言っても赤ちゃんがいるので少し不安は残り、除菌についてネットで調べてみました。
 
そこで注意を惹かれたのは「地球上で最も数の多い生命体は微生物であり日常生活での完全除菌は不可能。安易な除菌は私たちに必要な菌たちも殺してすまうことになる。皮膚の表面と腸にいる菌とは共生関係にあるので、除菌をすればするだけ健康から遠ざかる結果となる」という記事でした。
 
アルコールを吹きかけて除菌をした気になっていましたが、実際は逆効果だったのかもしれないと思い当たりました。そこで記事の中で紹介されていた、化学的な除菌ではなく乳酸菌や酵母などのよい菌が活躍できる微生物有用菌を由来の成分で、カビ・雑菌・埃が発生しづらい環境へ変えていくスプレーを使い始めました。希釈して使うものなので、アルコールスプレーや次亜塩素酸ナトリウムのスプレーより安くすんでいます。そういうことについて調べていたときにオゾンのことも知りました。
 
その有用菌スプレーを使ったからといって、風邪等の病気にならないというわけではありませんが、気分的に除菌!抗菌!と神経質になっていたころよりも楽に子育てができるようになりました。
 
赤ちゃんやペットが吸い込んでも安心なものなので、子育て中のママたちにおすすめしたいアイテムです。

感染症対策に有効な生活習慣を実践しましょう

私たちの日常には、多くのウイルスや細菌による感染症が数多く存在します。
 
毎年、多くの感染者が発生するインフルエンザ、ノロウイルスによる感染性胃腸炎やサルモネラ属菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157による食中毒、性行為によって感染するクラミジア感染症、梅毒、後天性免疫不全症候群(AIDS)など例を挙げるときりがありません。
 
大切なのは、病原体となるウイルスや細菌が体内に侵入し、発熱や嘔吐、下痢などの症状が発症してから医療機関で治療を行う対症療法よりも、私たちが普段の生活でこれらのウイルスや細菌から身を守ることが重要です。感染症は病原体や感染経路によってそれぞれ対策は異なりますが、共通する予防方法もあります。
 
インフルエンザなどワクチン予防接種がある感染症には、流行期前に予防接種を行いましょう。予防接種にはA類疾病、例えば、はしかや風疹、日本脳炎、結核などの接種の努力義務が課せられる疾病と、インフルエンザなどの個人予防の範囲にとどまるB類疾病があります。ワクチンの成分によるアレルギーやアナフィラキシーショックの有無や、そのときの体調、持病の状態に問題がなく、医師から接種が可能と判断された方は接種を検討しましょう。接種そのものには感染を防ぐ効果はありませんが、発症後の症状を軽減してくれるので、感染症対策として有効です。
 
そして最も重要なのがウイルスや細菌の感染経路を断つことです。ノロウイルスはワクチンがなく感染してからの対症療法しかないので、日頃の予防が大切です。
 
食中毒を起こすウイルスや細菌の感染経路は共通しており、汚染された食品を加熱不足で摂取した経口感染、発症した人間の便や吐しゃ物に触れて感染する接触感染、これらの飛沫を吸引して感染する飛沫感染、飛沫が空気中に飛び散って舞い上がり、それを吸引して感染する空気感染があります。
 
まず考えられるのは、食品や調理器具の殺菌です。食品に関してはサルモネラ属菌、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの細菌に対しては75℃以上1分間の加熱、ノロウイルスは85℃以上1分間の加熱でほとんど死滅します。調理方法は食材の中心部までしっかりと熱を通す必要があります。生肉などを調理したあとのまな板や包丁、手指はしっかりと洗浄し、他の食品に触れさせないことが重要です。また、食材の消費期限と常温、冷温などの保管方法を把握し、それを守ることが大切です。
 
台所で使うふきん、スポンジなどは沸騰させた熱湯で殺菌を行うのがよいでしょう。鍋にお湯を沸かして、ふきん、スポンジを入れそのまま5分程煮れば殺菌できます。また、これらは消耗品と割り切って、こまめに交換してしまうのもいいでしょう。
 
まな板や包丁の調理器具、食器は洗剤できれいにしたあと、台所用の塩素系漂白剤による次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が有効です。とくにノロウイルスは消毒用アルコールに耐性があり効果がありませんので注意が必要です。
 
最近では有効成分の効果を高め、ノロウイルスのようなノンエンベロープウイルスなど幅広いウイルスや細菌の殺菌に対応した酸性アルコール消毒剤のハンドソープなども市販されているので、これらで手指を洗浄し、清潔に保つことが重要です。
 
ウイルスや細菌による感染症を防ぐには、それらの感染経路を断つことが何よりも重要です。常に手指を清潔に保つ、食材の調理方法や保存方法の確認、熱湯による煮沸消毒、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒など簡単に実践できる予防方法がありますので、ぜひ、普段の生活に取り入れてみましょう。